八重山諸島にある沖縄県西表島は、周囲約130km、面積は約284平方km。
沖縄本島に次いで大きな島です。
その大部分を亜熱帯の原生林で覆われた島には、イリオモテヤマネコなど15の天然記念物が生息しています。
そのため、島全体が国立公園に指定されています。
また、周囲の海には400種を超えるサンゴや海洋生物が生息しています。
この島でおすすめのアクティビティーのひとつが、由布島観光です。
西表島からすぐ近くの由布島まで、水牛車に乗って20分。
満潮時でも1mの深さにしかならない干潟を、水牛車に揺られながらのんびり渡ります。
由布島は、周囲2kmの小さな島で、島全体が亜熱帯植物園になっています。
ブーゲンビリアが咲く小径を散策したり、水牛達がくつろぐ姿を、間近で楽しむことができます。
仲間川のジャングルクルーズもお勧めです。
島には40近くの川が流れており、その河口付近はマングローブに覆われています。
特に仲間川流域は、日本有数のマングローブ林です。
その仲間川を、遊覧船で観光することができます。
上流では船を下りて、根が巨大な板状になった天然記念物の「サキシマスオウノキ」を見ることができます。
西表島へのアクセスは、石垣島から高速フェリーが便利です。