コリゼツアーズ

ヨーロッパ

ドイツの観光地、と言ってまず浮かぶのはノイシュバンシュタイン城でしょう。
他にリンダーホフ城、ヘレンキームゼー城と、狂った美貌の王が建設した城を結ぶ古城街道は、世界的に人気が高く、特に歴史好きな日本人の好みにぴったりです。ディズニーランドのシンデレラ城もこの城からイメージを得たといいます。

周囲は美しい山や草原に囲まれて、春夏の緑、秋の黄葉も堪能できます。冬は流石にヨーロッパの北にあるドイツなので雪が降り、銀世界となり、城の庭の彫刻群はしっかり覆いをされてしまいます。でも入場待ちはありません。時間たっぷりワーグナーの世界を楽しめます。

古城街道と並んで高い人気を誇るのはロマンチック街道です。美しい田園風景の中に可愛い中世の町が連なっています。殊にその中心にあるローテンブルクは、第二次世界大戦で徹底的に破壊されたことがまるで夢だったように、以前と全く同じように再建され、街を巡る城壁を歩いていると、中世に迷い込んだような気分になります。本物の中世都市を見たいならネルトリンゲンを訪ねましょう。

秋ならばライン川ぞいの黄金色に染まったぶどう畑をめぐりましょう。川下りの船からローレライの岩を眺めるのもいいですね。白ワインを堪能しましょう。
秋に忘れてならないのはミュンヘンのビール、オクトーバーフェストで乾杯です。

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イタリアと聞けばまず思い浮かぶのがローマやベニス、フィレンツェではないでしょうか。これらの観光地には常に世界中から観光客が訪れていますね。しかしその他にも素敵な場所はたくさんあります。

私がおすすめする観光地はミラノから車で1時間程走った所にあるコモ湖畔です。北イタリアにあるコモ湖はスイスにも近いので、陽気というよりも落ち着いた雰囲気が漂う、ミラノのお金持ち達が避暑に訪れる高級別荘が立ち並ぶ所です。治安もローマ等の大都市に比べると数段に良く、安心して滞在する事ができると思います。

ここで都会の喧噪から逃れてのんびりと過ごしている人を真似して、湖畔を散歩してゆっくりと一日を過ごすのも良いでしょうし、レンタカーを借りてお隣のスイスまで出掛けて行くのも楽しいでしょう。もちろんもっと活動的に行動したいと思えば、ミラノ迄行って美術館を巡ったり、ショッピングをするという選択があります。

そしてお洒落に興味のある人にとっては、カフェに座ってミラノの街を歩くマダム達を観察するのも面白いのではないでしょうか。都会のミラノで一日を過ごした疲れを、コモ湖畔に戻って癒す。こんな贅沢なヴァカンスを一度くらいは経験してみたいですね。

オランダの観光地のイメージと言えば先ず、チューリップと風車でしょう。
チューリップといえば見所はキューケンホフ公園で、此方なら春いっぱいチューリップばかりでなく色々な花々が楽しめます。ただ、地平線まで広がる絨毯のようなチューリップ畑を見たいなら、ゴールデンウィークの休暇を待っていてはいけません。良い球根を取る為に、4月下旬までに花が刈り取られてしまうからです。
風車ならキンデルダイク。現在の排水施設は風力を利用していないので、風車は限られた場所にしか残っていません。此処ならドーデーの作品の時代に戻ったような風景が楽しめます。

先日国王の即位式があったばかりのアムステルダムは首都です。運河が巡り、しっとりした街並みが続いています。街の中心ダム広場の近くにあるアンネフランクの家。ナチの追求を逃れて隠れ潜んだ家です。映画のラストシーンで叩かれていた本箱のドアを目の前にすると胸がいっぱいになります。

16世紀末にスペインから独立を果たし、毛織物産業で市民階級が富を得たこの国では、綺羅星のように現れた画家たちが素晴らしい作品を残しました。レンブラント、フェルメール、ハルスなどの作品を鑑賞しに、改修なった国立美術館ライクスに行きましょう。「夜警」、「自画像」「牛乳を注ぐ女」「手紙を読む青衣の女」「陽気な酒飲み」といった教科書で見た絵が目前に現れます。1枚来日しただけで長蛇の列になる日本と違い、こちらはゆっくり作品に顔を近づけて鑑賞できます。

すぐ近くにゴッホ美術館もあります。ゴッホはフランス、アルルでの活動が有名ですが、オランダ生まれです。「ジャガイモを食べる人々」「キャンバス前の自画像」などの所蔵作品は、彼を生涯支援し続けた弟テオの息子のコレクションが基となっています。